世界でロシアに次ぎ2番目の広さを誇るカナダ!バンフやナイアガラの滝などの定番スポット以外にも観光におすすめな場所はほかにもたくさんあります。
そこで、今回はカナダ内計5都市に住んだ筆者が実際に訪れたおすすめの場所を中心に行ってみたい場所も挙げてみました。カナダと言えば夏がハイシーズンですが、じつは冬の時期も魅力たっぷり。それぞれの場所のおすすめの季節も記載しています。
目次
1.バンクーバーで人気のスタンレー・パーク
日本からの直行便もあるバンクーバー。住みやすい都市に何度も輝いているのは、都会的な雰囲気と自然がちょうどよくミックスされているからということも理由に挙げられています。
ここスタンレー・パークは、都会的な雰囲気を感じながら大きな自然を満喫できる場所で、バンクーバーっ子の憩いの場所となっています。
公園内には水族館や湖、迷うほど広い散策路などがあり見どころも豊富。トーテムポールの像もあり、カナダっぽさも満点です。
バンクーバー国際空港からも近いので、空港で少し時間がある方も訪れてみてはいかがでしょうか。夏でも涼しい気候で気持ちいいですよ。
おすすめの時期:春夏秋はもちろん、バンクーバーは冬でも温暖なので冬に訪れても楽しめます
場所:ブリティッシュコロンビア州
アクセス:バンクーバー国際空港が最寄の空港です。空港からは約16km(車で約35分)
2.やっぱり外せない定番スポット!バンフ国立公園とロッキー山脈周辺
青く輝く不思議な川、切り立った岩肌が魅力の山々、外国情緒たっぷりのダウンタウンなど世界中から観光客が訪れるのがここ、バンフ国立公園。
日本での知名度も高い場所ですが、ここは本当におすすめです。大自然たっぷりの場所で最高の時間を過ごせます。
バンフのダウンタウンは多くの飲食店があり、食のレベルが高いのもグルメな日本人には嬉しいポイントです。和食はもちろんのこと、スイス料理や地元のアルバータ牛を使ったステーキなど、多くのお料理がいただけます。
おすすめの時期:大自然を満喫するなら冬以外ですが、バンフ近郊はスキーの本場でもあります。ウインタースポーツ好きは冬に訪れてカナダのパウダースノーを楽しんでください。
バンフについてはこちらにもまとめているので、ぜひ参考にしてください。おすすめの温泉や、ゴンドラで気軽に山頂行けるスポットなどまとめています。
場所:アルバータ州
アクセス:カルガリー空港が最寄の空港です。空港からは約120km(バスで1時間半ほど)
3.大平原と雄大な自然が魅力!サスカチュワン州国立プリンスアルバータ公園

プリンスアルバータ国立公園
サスカチュワン州でおすすめなプリンスアルバータ国立公園。サスカチュワン州の北部にあるワスケシウ湖の中心に広がる公園です。
広大な大草原を有するサスカチュワン州に置いて、常緑樹がある場所というのも珍しく、透明度の高い湖と緑のコントラストが楽しめます。
じつは、私は海とか湖とかが怖くて、プールなどの地面が見える場所でしか泳げないのですが、この湖は水遊びができました。透明度も高くて水も気持ち良くておすすめです。
ワスケシウ湖のほとりは子供用の遊び場も充実しているので家族で訪れてもOK!レンタサイクルなんかもリーズナブルな価格であるので一日中楽しめます。
そして、近隣の森も散策できますがクマが出るそうです。ビジターセンターでクマ対策についてしっかり学んでから気を付けて散策を楽しんでください。
おすすめの時期:ここのおすすめはやっぱり冬以外です。カナダの内陸部、サスカチュワン州は冬はマイナス20℃を下回ることも珍しくありません。冬は極寒ですが、夏は暑い日でも30℃程度なので過ごしやすい気候となります。
場所:サスカチュワン州
アクセス:サスカツゥーン空港から車で約2時間半
4.ナイアガラの滝

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日本人の観光客も多く訪れるナイアガラの滝。カナダとアメリカの国境に位置している世界三大瀑布にも指定されている見どころ満点の場所です。カナダ側はアメリカ側よりも観光地化しており、カジノやレストラン、アミューズメント施設など滝以外で楽しめる場所も多く、数日滞在するのがおすすめです。
おすすめの時期:春夏秋冬、いつ来ても訪れますがやはり人気は夏。寒さに苦しむことなく大自然を満喫できるので世界中から多くの人が訪れます。
ですが、冬の季節は大迫力の凍った滝が見られたり、美しいイルミネーションが楽しめたりと違った魅力もあります。
また、カナダ土産としても定番のアイスワインが楽しめるアイスワインフェスティバルは毎年1月頃に開催。甘くて美味しいアイスワインをつくるそれぞれのワイナリーの味を楽しんでください。
ナイアガラの滝についてはこちらの記事でもまとめています。
場所:オンタリオ州
アクセス:トロント国際空港から車で約1時間半ほど
5.メープル街道

PhotoBYHubert Figuière メープル街道
ナイアガラ地域からケベックシティまで続く約800kmほどの道がメープル街道と呼ばれ、紅葉の時期には素晴らしい色彩を見せてくれます。
紅葉ははっきりとした赤から黄色、そして合間に常緑樹があるので緑・黄色・赤と美しいコントラストを見せてくれます。ドライブをするだけでも楽しいですが、メープル街道内にはいくつものおすすめスポットがあります。
アルゴンキン州立公園や、ローレンシャン高原、なかでもモン・トランブラン(Mont Tremblant)はスキーリゾート地として開発されており、ゴンドラで山の頂上に登って絶景を見渡せる場所などもあります。ぜひドライブ中に立ち寄ってみて下さい。
おすすめの時期:ここはもちろん紅葉の時期に訪れたい場所となっています。紅葉の時期は毎年9月中旬から10月中旬頃がピークで、場所によって紅葉の時期が変わります。
場所:オンタリオ州からケベック州にかけて
アクセス:トロント国際空港やモントリオール国際空港、オタワ国際空港などからドライブ
メープル街道内の都市、オタワの観光名所はこちらにまとめています。
6.北米のパリ、モントリオールの美しい町並み

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北米のパリとも呼ばれる美しい街並みが楽しめるのがモントリオール。フランス語圏の街並みで、街はまるでヨーロッパのように洗練されています。なかでもダウンタウン内にあるノートルダム大聖堂は美しい装飾が特徴で、厳かな時間を過ごせます。
信者でなくても、教会内の見学は可能です。教会内には日本語のパンフレットも置いてあるので、学びながら細部を見学できます。
おすすめの時期:街なので春夏秋冬いつでも楽しめます。春~秋の過ごしやすい季節も、雪がかかる光景も美しくいつでもおすすめ。冬は街の至る所にカフェがあり、コーヒーやホットチョコレートを飲みながら街歩きをしても楽しめますよ。
場所:ケベック州
アクセス:モントリオール国際空港から約30分
7.ケベックシティ

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ケベック州メープル街道の終点をかざるケベックシティは、ケベック州内でもとくに美しい町並みが特徴です。要塞化された植民地時代の面影が残る旧市街は石造りの建物や石畳の建物などが特徴で、ヨーロッパのような景観が楽しめます。
おすすめの時期:春~秋もおすすめですが、冬はケベック・ウインターカーニバルが開催され街中が盛り上がります。雪そりや、氷でつくられた彫刻作品、夜のパレードなど遊べるものも盛りだくさんで、年間観光客の3割がこの時期に訪れると言われています。
場所:ケベック州
アクセス:ケベック・ジャン・ルサージ国際空港から旧市街地までは車で約30分
8.プリンスエドワード島

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カナダの東に位置するプリンスエドワード島は、『赤毛のアン』の舞台となった島としてもお馴染みです。ここはじつは行ったことがありませんが、行きたい場所のひとつ。セントローレンス湾に浮かぶ島ですが、世界一の美しい島との呼び声もレビューで見られ、興味がそそられます。
行く前はぜひ赤毛のアンを読んでから訪れたいと思います。また、この辺りはロブスターが獲れる産地としても有名でシーフードが充実しているそう。カナダはバンクーバー以外の主要都市では海から遠すぎて新鮮な魚介類が食べられないので、シーフード目当てに東海岸を訪れる友人も多いですよ。
おすすめの時期:春から夏にかけては絶好の旅行の機会です。冬はクリスマスの時期のライトアップ、白銀世界の中の馬車ツアーなど冬でも楽しめる機会がたくさんあります。
場所:プリンスエドワードアイランド州
アクセス:島内にシャーロットタウン空港があります。
終わりに
カナダの観光地をまとめてみました。もっとおすすめの場所はたくさんあるので、随時更新していきます。