こんにちはTabikoです。
私はカナダ3都市と、中米のホンジュラスという国で計10年以上暮らしています。
最初の海外生活はカナダのトロントで、一ヶ月の語学留学に通いました。クラスメートもローカルの人もさまざまな国の出身なので、お互いの国について語ることは授業内外でも日常茶飯事。
日本について聞かれるんですが、日本出発前に想定していた質問内容と違う!という事が多々あり、答えられない質問も多く…教室内で肩身の狭い思いをしたことを覚えています。
なので今回は、海外在住中に現地の人から「よく聞かれる質問」をまとめてみました。
これから海外に住む予定の方はぜひ参考にしてくださいね。
1.出身地を聞かれて
多国籍の生徒が集まる教室で、まず聞かれるのが「どこ出身?」といこと。
そりゃ分かります。一番聞かれます。私もよく、明らかに外国から来たという人に出会った場合は今でも「どこ出身か」は聞きます。
そして「日本」だと答えるのですが、「日本のどこ?」と続きます。都道府県を答えると、
「人口(じんこう)は?」
と聞かれることの多いこと。自分の出身地の人口ってパッと言えますか?私は言えませんでした。
日本人同士だと都道府県を言うだけで、どのくらいの都会度なのかということが分かるのであえて聞くことは少ないかと思います。
だけど、これは本当によく聞かれます。海外に出発する前は、自分の出身地の都道府県、市レベルまでの人口を把握しておいた方が会話がスムーズに進むと思いますよ。
2.日本人なの?じゃあ…
「中国語できる?」
これも何度も聞かれた質問です。同じような漢字を使うことや、見た目などで勘違いされるんでしょうか。ヨーロッパなどでは、隣の国の言語など何ヵ国語も話す人も多いので、日本から近い中国語も話せるのか気になるのでしょうか。
「中国語は似ているけど、違う言語です。漢字で書いていたらニュアンスは分かる~」という風にここから会話が広がればよいですね。
3.専攻は?
語学学校に通っていた頃はよく聞かれました。これ。日本では理系?文系?などとはよく聞かれますけど、専攻聞かれることは珍しくないですか?理系だと聞かれるのかな。
工学部や経済学部など英訳しやすい学部は答えやすいんですけど、中には聞かれてパッと答えにくい学部・学科もありますよね。
また、何故それを勉強しているのか、どうしてその学部を選んだのかなど踏み込んで聞いてくる人もいます。
大学で普段どんなことをしているのか、説明できるようにしておきたいですね。
4.日本にエンペラーいるよね?
「名前なんだっけ?」
意外と答えられなかった!という質問がこれでした。天皇陛下は天皇陛下で、皇太子様は皇太子様以外の何者でも無いという認識でしたので、名前を聞かれて「え?」とちょっと固まってしまいました。
「えー天皇の名前も知らないの?」みたいな反応をされて悔しかったです。
ちなみに海外のメディアでご紹介される際は、
Japan’s Emperor Akihitoと報道されています。
ちなみに皇太子殿下は
Crown Prince Naruhitoと報道されます。
明仁さまと、徳仁さまです。
5.今日日本は祝日だよ!
「何の日?」
または、「建国記念日はいつ?」
おそらく、多くの人は答えられると思うんでけど、私は答えられなかったです。お恥ずかしい。カナダでもアメリカでも建国記念日は国を挙げて盛大にお祝いするので、自分の建国記念日の日を知らないというのが不思議に思ったみたいです。
と言っても、日本はどこの国から独立したという訳でもなく、長い歴史のなかで建国の日が定かではないというのはある種、誇りのような気もするのですが。
また、語学学校で世界の祝日についてふれる日があるかもしれません。日本の祝日と習慣についてもあわせて紹介できるようになりたいものです。
まとめ
海外に住んでよく聞かれる質問をまとめてみました。
海外に出たら、まるで日本代表のように多くの人から日本のことについて聞かれます。語学の準備も大切ですが、日本のことについても現地の言葉で伝えられる準備ができれば滞在もスムーズですよ。
参考になれば嬉しいです。