添乗員の魅力とは?経験者が語るメリット・デメリット

こんにちは、Tabikoです。

筆者は以前日本で添乗員(ツアーコンダクター)という仕事をしていました。キツいこともありましたが、日本中のいろいろな場所に行けるこのお仕事、私は大好きでした。だけど、添乗員の実態ってあまり知られていないんですよね。

添乗員をしていたというと多くの方に質問を受けます。今回はそんな添乗員という仕事にスポットをあてて紹介していきたいと思います。なお、少し前の話なので、現在と事情は少し変わっているかもしれません。

添乗員の仕事とは

添乗員

まず、よく勘違いされるのがバスガイドさん。観光地で旗を持って歩くのでその姿は良く似ています。けれど業務内容には違いがあり、添乗員のメインの仕事は旅行の‘’旅程管理‘’。旅程管理主任者という資格も必要です。

観光地でどれくらい時間をとるなどの時間配分を決めているのが添乗員。ただし、企画書という、ツアーを企画した旅行会社の人が作った目安の時間配分はありますので、実際はこれを基にして配分を決めています。

くまたろう
添乗員です

ねこちゃん
時間配分できなさそう・・

高速道路などのサービスエリアなどで、時間配分を決めるのも添乗員となります。基本は約10分~15分ですが、ちょっと渋滞で時間が押したなら5分にすることも。時間が無いときは、「皆様が戻り次第出発します」と言う奥の手も使います。

心苦しいのですが、こう言うと皆様最後の一人になりたくないから早めに帰ってきてくれるんですよね。ただし、大人数のグループがいる時はこの限りではありません。みんながいるから安心という心理が働いて、たいていこのグループを待つことになります。

日帰りバスツアーならいいのですが、あとで新幹線や飛行機の予定がある時は本当に焦ります。飛行機や新幹線に乗り遅れたとき、後続便に乗れるよう手配をするのは添乗員です。飛行機の欠航便が出れば、その後の手配や交渉も添乗員中心に進んでいきます。

もちろん、ツアーを主催している旅行会社にも連絡をしますので会社と二人三脚でお客様にとってベストな方法になれるように全力を尽くします。

くまたろう
旗持って歩くだけじゃないんだね

ねこちゃん
乗り遅れや欠航便などのイレギュラーが発生したら本当に大変よ

バスガイドの仕事とは

バスガイド

バスガイド

対して、バスガイドとはバスの中で車窓から景色を案内したり、下車時の誘導、バスがバックする時の誘導、会社によってはバスの清掃などの仕事をします。特に資格は必要ありませんが、貸し切りツアーなど、ツアーによっては旅程管理の業務も行う場合があります。その場合は旅程管理主任者の資格が必要です。

そして観光地に関する幅広い知識が必要なので、毎日の勉強が欠かせません。方言から、お土産情報、ご当地の歌、歴史など勉強の範囲はかなり広いそう。

新人のバスガイドの方と話しをすると、ツアーに行かない時は会社で勉強をすると言っていました。皆さんの前で話すときは、本などは見られないので暗記する必要も。バスガイドさんによっては、ツアーごとに手作りの地図などを用意されている方もいました。

バス会社所属のバスガイドさんとお話した時に「ガイドは会社の宝」と会社から言われると言っている人もいて、待遇が良さそうでなんだか羨ましくなりました。

くまたろう
バスガイドさんも大変だね

ねこちゃん
ホテルに到着すると、バスの点検や掃除もされていたわ。

添乗員は事前に下見してるの?

これは、当時も辞めたあともよく聞かれた質問です。また、事前に下見している前提で話をされている方もいました。けど、実際は下見はしていません。

もちろん、経験を重ねるごとに主要な観光地は何度も訪れることになります。ただし、新しくできた観光地などは下見に行けません。会社も下見にお金を出す余裕が無いんですよ。

お客様の前では何度も行ったなんて涼しい顔をしていますが、実際は先輩や既に同じツアーに行った同僚に聞いて知識を蓄えています。階段の有無やトイレの位置なども聞き込みしています。

新しくできた観光地に行ったらパンフレットを必ず持ち帰るようにしていて、会社で知識を共有していました。各地の観光パンフレットを集めたスクラップブックを作る添乗員さんも多いようです。

くまたろう
内心びくびくしてるんだね

ねこちゃん
新しく企画されたツアーで新観光名所を回る時は特に怖いわ

添乗員は何を食べているの?

食事

Angelica_Online / Pixabay

基本的にはお客様と同じです。同じものを食べて、どんなものか会社に報告するようになっています。これも数ある醍醐味のひとつですね!各地のおいしいもの、ほとんど食べてどんどん太ります。笑 宿泊ツアーが重なると毎日宴会食やビュッフェです。

くまたろう
添乗員になりたい!

ねこちゃん
くまたろうは食いしんぼうだからね

ただし、基本的にという条件付きなのでたまに同じものが食べられないこともあります。何度かお客様が甘えび・カニ・いくら・うに食べ放題を満喫中に私は別室でカレーという日もありました。この日は自腹でイカの刺身を頼んだのを覚えています。ご飯の単価が高いものだと、別室行きですね。

また、じつはお客様より良いものを食べられる日もあります。別室に高級料理が届くんですよ。「次来た時に宣伝して」って。こういうのも嬉しいですね。また、立ち寄りのお店では、無料の食事や大量のお土産をもらうこともよくありました。食べ物が好きな人には満足できる仕事ですよ。今はどうなんでしょう?

添乗員は自由時間に何しているの?




お客様の自由時間は基本的に自由です。ただし、お客様にトラブルが発生して電話がかかることもあるので待機状態という感じですね。この時間は、観光地なら今後のために観光したり、次の仕事の打ち合わせを電話で行ったりとさまざまです。

ただし、仕事中なので気は抜けないです。テーマパークの添乗だとお客様も困ることは少ないので長い時間自由にできます。テーマパークツアーの場合は・・乗務員休憩所で仮眠をとることもあります。

テーマパークによっては、添乗員だと無料で入れる場所もありますが、某有名テーマパークは添乗員でも有料です。1人で入っても面白くないので近くの温泉施設やネットカフェなどで過ごす人も多いようです。

くまたろう
楽しそう

ねこちゃん
次の日も違う添乗が入っている場合があるので、実際は楽しめないよ

英語力はいる?

国内旅行のみなら、英語力は実務に全く必要ありません。けれども海外添乗員を目指すなら英語力は必須です。といっても、目的地によって求められる英語力が違うので一概には言えません。

日本語ガイドが付かず現地ガイドのみのような場所だと、通訳をする必要もあります。飛行機が遅れたら現地で交渉する必要も。また、募集の状態で英語力が求められることもあるので、英語ができるに越したことはありません。具体的には海外添乗員の募集でTOEIC550以上のところが多いようです。

くまたろう
英語か

ねこちゃん
TOEICハードル高いわね

海外添乗員を目指す方も、まずは国内添乗で実務を積むことが必須となりますので英語に自信の無い方もまずは実務経験を積みながら英語力を磨くのがおすすめです。

ツアーが終われば休日?

これもよく聞かれましたが、私が働いていた場所は特定の旅行会社専属会社でした。毎月のお給料も固定のシフト制なのでツアーが終わった翌日に次のツアーが始まることがよくありました。

ツアーが終わって次の日に新しいツアーに添乗する‘’連添‘’なんていう日も多く、これはツアー中に打ち合わせも行わなけばいけないので体力的につらかったです。0時に家に帰り、そのまま始発で次の出発地へなんて日が続けば精神面でも苦しくなってきます。

またツアーが終われば清算報告という雑務も発生してくるので、どこかで時間を作る必要があります。

くまたろう
辛そう

ねこちゃん
雇用形態によっても変わるみたい。自分でスケジュールを組めるとこもあるみたい

ずばり、お給料は?

雇用形態によって、お給料は変わります。日当は勤務する事務所によって変わりますが、8,000円~14,000円ほどが相場となっているようです。派遣会社によっては福利厚生も充分でないこともありますので、給料面での魅力は低いですね。

添乗員を辞める理由のひとつにもなる待遇の悪さですが、旅好きや人が好きな人にとっては給料よりもやりがいの方が大きいのかもしれません。毎日違う環境で、素晴らしい景色を見ておいしい料理をいただく。来月は世界中のどこに行くのか分からないという、毎日非日常感が味わえる刺激的なお仕事でした。

何が一番大変だった?

朝のベッド

webandi / Pixabay

大変だったのは、早起きです。ツアーの集合時間が7時なら、添乗員は40分~1時間前に現地に到着していなければいけません。

出発地点が家から遠ければ当然家も早くでるので、ほとんど4時台に起きて5時台の始発電車に乗っていました。日帰りツアーが続くと毎日始発に乗ってるので添乗員を始めた当初は泣きながら起きていました。

日帰りツアーを卒業して、宿泊ツアーになると初日だけ我慢すればいいだけなので、宿泊ツアーの方が好きでした。

あとは、お客様からのクレームですが宿泊ツアーなら長い間一緒にいるので、最後には仲良くなることが多かったです。なかにはお土産やお手紙を自宅に送ってくれる方もいました!こういうのも添乗員の醍醐味ですね。ツアーの最後のありがとうという言葉は、普通の接客サービスの仕事よりもはるかに重みを感じました。

まとめ

添乗員の仕事の魅力と苦労をまとめてみました。辛いこともたくさんあったし、大変な仕事なんですが思い出すとツア―中はものすごく楽しかった!

日本各地のふとした交差点とか、観光名所を思い出して今でも懐かしくなります。もう一回やりたいかと聞かれたら、やりたいです。

ただし、次はスケジュールが選べる会社が良いです。

ちなみに下記の会社は未経験でも応募可能だそうです。研修制度もあり、国内業務から海外業務のステップアップにも対応しているそうで、専業でも副業でも選べるのは嬉しいですね。

日本に住んでいたら受けてみたいです。

添乗員にちょっとでも興味があれば、まずは全国各地で開催されている説明会に参加してみはいかがでしょうか。?

こちらの記事ではさらに細かく添乗員(ツアーコンダクター)の仕事内容を紹介しています。

仕事のイメージをつかみたい方はぜひ参考にしてください。

こんにちは、Tabikoです。 今回のテーマは「ツアコン(ツアーコンダクター)の仕事内容」です。 私は専門学校を卒業後、ツアコンとし...

公式サイト:海外国内ツアーコンダクター募集!【旅行綜研】



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