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こんにちは。管理人のTabikoです。
ナイアガラの滝は世界三大瀑布のひとつで、アメリカ・ニューヨーク州とカナダ・オンタリオ州の国境に位置しています。カナダ滝・アメリカ滝・ブライダルベール滝の3つから成るナイアガラの滝は、落差はそれぞれ55m~58mほど。高さはそれほどでもありませんが、カナダ滝は幅675mにも渡り、この迫力ある光景が世界中の観光客を惹きつけています。アメリカ側、カナダ側とどちらからも眺めることができますが、断然カナダ側からの眺望がおすすめ。
展望台や、滝のギリギリから眺められる場所など観光スポットとしても充実しています。今回はそんなナイアガラの滝をカナダ側から楽しむおすすめの場所について紹介していきます。
目次
- 日本からのアクセス
- ナイアガラの滝到着!まずはやっぱり滝へ!
- 地図で確認
- 1.展望台 Table Rock(テーブルロック)
- 2.滝を裏側から眺めるJourney Behind the Falls(ジャーニービハインドザフォールズ)
- 3.滝のすぐ横をクルーズ Hornblower Niagara Cruise
- 4.迫力の渦を真上から Whirlpool Aero Car
- 5.激流を間近で感じる White Water Walk
- 6.珍しい蝶がたくさん Butterfly Conservatory ナイアガラ蝶観察館
- 7.花がいっぱい Floral Showhouse(フローラルショーハウス)
- 8.Niagara’s Fury(ナイアガラフューリー)
- 9.Falls Incline Railway
- もっとお得に満喫したい!ADVENTURE PASSを活用しよう
- まとめ
- Follow me!
日本からのアクセス

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ナイアガラの滝の最寄の空港はトロント・ピアソン国際空港。日本からは成田空港や羽田空港から直行便がでています。飛行時間は12時間~13時間20分。時間は長いけど、乗ってしまえば乗換もないので便利です。運行会社はエアカナダ。航空券の費用は時期にもよりますが、繁忙期をのぞきだいたい10万円~15万円以内となっています。実際の値段はこちらで、希望の日付をいれて値段を調べてみてくださいね。→航空券徹底比較『スカイスキャナー』
カナダへの入国は2016年3月からあらかじめ電子渡航認証が必要になりました。アメリカのESTAのようなもので、事前に自分の情報をオンラインで入力して承認を受ける必要があります。
トロント・ピアソン国際空港からナイアガラの滝までのアクセス
トロント・ピアソン国際空港の位置は上記の地図を確認ください。空港からナイアガラの滝までは車で約1時間半ほどの距離です。トロント国際空港からナイアガラの滝まではシャトルバスも運行されています。
料金の目安
1.シャトルバスを使う
「ナイアガラエアバス」は、トロント・ピアソン国際空港からシャトルバスを運行している会社です。乗り合いや貸切とサービスを選べます。サイトは日本語にも対応しているので希望の人数と日時で調べてみて下さい。ナイアガラの滝だけでなくナイアガラオンザレイクなどほかの場所にも運行しています。
公式サイト:ナイアガラエアバス 往復料金大人一人$133 事前に予約すると割引になります。
2.タクシーを使う
空港から滝まではかなり距離があるので、タクシーを利用すると割高になってしまいますね。サイトは英語のみとなっていますが、値段の一覧表があるため分かりやすいです。
公式サイト:Niagara falls Taxi 片道$215
もっと安いのないの?
大型バスが気にならなければ、長距離バスGreyhoundがおすすめ。なんとお値段が一気に下がり片道の最安値が$12~。空港から周りの街を経由していくのでスケジュールにご注意ください。所要時間は1時間45分の便~4時間40分!便によってかなり差が出ます。時期や曜日によってもスケジュールが違いますが、夜出発便はナイアガラの滝に直行するようです。
公式サイト:Greyhound
人と違った経験がしたい!

ビリー・ビショップ・トロント・シティー空港へ到着
トロントからナイアガラの滝までの約120kmの旅、なんと小型機でひとっ飛びという方法も。所要時間はわずか15分!渋滞知らずで空のお散歩はいかがでしょう?2017年5月現在の価格は一人片道$85。これなら手が届きそうかも?
発着はビリー・ビショップ・トロント・シティー空港で、トロント・ピアソン国際空港から約26kmほどの距離にあります。ちなみにこのビリー・ビショップ・トロント・シティー空港はトロント島という小島にあり、ランディングの際の美しい景観も有名です。
公式サイト:FlyGTA Airline
【発着場所】
ナイアガラの滝到着!まずはやっぱり滝へ!
到着したら聞こえてくる轟音。降りたった瞬間からテンションが上がりますよね~!まずは滝に向かいましょう。滝の真横にある展望台、観光案内所、フェリーなどと見所はいっぱいです。順番に紹介します。また、ナイアガラの滝周辺ではホテルや周囲の観光スポットを回るバスがあり、1日パスや2日パスが販売されています。路線はブルー・グリーン・レッドと色分けされていて英語に自信の無い方でも簡単に使えます。バス券の購入はホテルや小売店、バスターミナルなどで。24時間乗り放題で大人$7.5ととってもお得です。
バス会社公式サイト:WEGO
ナイアガラの滝付近、公営駐車場地図はこちら
私営の駐車場もあります。
地図で確認
1.展望台 Table Rock(テーブルロック)

By: Jill Meinert
滝の真横から迫力満点の景観が見られる「Table Rock」。無料で開放されている絶好の撮影スポットの展望台です。いつ訪れても混んでいますが、展望台自体の横幅は結構広いのでしばらく待つと柵の最前列で滝を眺められます。風向きによっては水しぶきが飛んできて冬場はかなり寒いです。轟音は体の芯まで響き、隣の人の声も聞こえづらいくらい。ここでそんな自然の迫力を体感しましょう。
公式サイト:Table Rock Welcome centre
2.滝を裏側から眺めるJourney Behind the Falls(ジャーニービハインドザフォールズ)
展望台から滝を間近に眺めたら、次は下に降りて滝を真下から見上げてみませんか?「Table Rock」のすぐそばにある「Table Rock Centre」という観光案内所/レストランが窓口で、こちらで料金(2017年度大人$17.30)を払えば滝の下まで降りられます。料金を支払って、建物内に設置されたエレベーターで約45m下へ。降りたらトンネルになっており、いくつかの道に分かれながら滝の裏側を眺められます。なお、このツアーに参加すると黄色のレインポンチョがもらえます。
公式サイト:Journey Behind the Falls
料金:大人$17.30~
3.滝のすぐ横をクルーズ Hornblower Niagara Cruise

By: Alan Kotok
「Hornblower Niagara Cruise」という観光船で、滝つぼのすぐ近くまで行く事ができます。ツアー内容によってはものすごく濡れますが、周りの旅行者と一緒に盛り上がる一体感が楽しいツアー。こちらもクルーズの参加者はポンチョがもらえるので服の心配は不要です。4月初旬から11月下旬までの運行で、昼間のクルーズや夕方のイルミネーションを見るツアー、秋の花火を見ながらのツアーなど選択肢も豊富。ロマンチックな夜のツアーや思いっきりぬれるツアーなど好みに合わせて楽しんじゃいましょう。
ツアー中は日本語のオーディオガイドを購入することができます。手のひらサイズで値段は$13.5。良いお土産になりそうですね。また、近年新しく発着場が建設され下船後にゆっくりできるパティオも新設されました。「Mist Gourmet」や「Mist Patio」と呼ばれるこちらの施設ではサンドイッチなどの軽食の販売もおこなっていて、雄大な景色を楽しみながらゆっくりとした時間を過ごしましょう。
公式サイト:Hornblower Niagara Cruise
料金の目安$25.95~
4.迫力の渦を真上から Whirlpool Aero Car

By: Rodney Campbell
カナダ滝から北に5kmほどいった場所には、川が向きを変え渦が見られる場所があります。その真上をケーブルカーに乗って対岸に渡る「Whirlpool Aero Car」。といっても、対岸についても降りることはなく、そのまま帰ってくるツアーです。ケーブルカーは窓などはなく、76mと結構な高さなのでスリル満点です。所要時間は約10分。4月から11月の間の営業なのでご注意ください。乗り放題WEGOバスの停留所が近くにあります。
公式サイト:whirlpool aero car
料金:大人$14.55
5.激流を間近で感じる White Water Walk

By: Robert Linsdell
ナイアガラ滝沿いを散策できる「White Water Walk」。川沿いを自分で好きなように歩いて回れるアクティビティです。この地点は、川幅が一旦狭くなるので、流れが急激に早くなる場所。ホワイトウォーターとの名前の通り、水がぶつかりあい白い波がいくつも確認できます。轟音をあげて流れる川は力強く、自然の脅威を肌で感じられそう。散策路の途中にはビューポイントも設置されていて、その辺りの水流は時速48kmにもなるというから驚きです。
公式サイト:White Water Walk
料金:大人$12.50
6.珍しい蝶がたくさん Butterfly Conservatory ナイアガラ蝶観察館

By: Jenna Knight
100エーカーにも及ぶ敷地をもつ「ボタニカル・ガーデン」。1936年に作られた、ナイアガラの滝から9kmほど北上した場所にある大きな公園です。そして、その一角にあるのが「Butterfly Conservatory蝶観察館」。園内では、まず短いビデオを見てから蝶観察館に入ります。室内型の施設で、敷地内には約45種類の蝶が約2,000匹!熱帯雨林を模した環境の中で自由に飛び回っています。
公式サイト:Butterfly Conservatory蝶観察館
料金:大人$14.55~
7.花がいっぱい Floral Showhouse(フローラルショーハウス)

By: RichardBH
カナダ滝のやや上流にある施設で、滝から徒歩圏内にある「Floral Showhouse」。川沿いを散策しながら訪れることのできる場所です。一年を通してオープンしていて、一年中何かの花が咲いています。屋内施設なので、寒い時期にちょっとあったまる場所としてもおすすめ。こじんまりとした場所ですが、蘭の花や多肉植物、熱帯植物などが咲いていて心が躍ります。
公式サイト:Floral Showhouse
料金:大人$5~
8.Niagara’s Fury(ナイアガラフューリー)
360度のスクリーンを使って滝の歴史や構成を学べる「Niagara’s Fury」。テーマパークのアトラクションのっように、映像に合わせて水や風、嵐などが疑似体感できる施設です。ものすごく濡れるので、事前に貰えるレインポンチョを着て、いざ出発。最初にビデオが流れますが、アニメなので英語がわからなくてもある程度わかります。大迫力で子供も楽しめますよ。
公式サイト:Niagara’s Fury
料金:$14.55~
9.Falls Incline Railway

By: JasonParis
とても急な坂道をあがる「Falls Incline Railway」。展望台がある「テーブルロックセンター」とPortage Rd.(ポーテージロード)を結んでいます。鉄道を登り切ったうえにはホテルが立ち並んでいて、観光用というよりはホテル利用者向け。もちろん、どなたでも利用することはできますよ。
公式サイト:Falls Incline Railway
料金:片道$2.75
もっとお得に満喫したい!ADVENTURE PASSを活用しよう
上記でご紹介したツアーや、周辺のアクティビティ、周辺の観光名所やホテルなどへの移動バスなどのサービスがひとつになったお得なパスが「ADVENTURE PASS」希望するアクティビティの数により料金が変わりますが、30%~48%お得にアクティビティを楽しめます。
Adventure Pass比較 | Adventure Pass Classic | Adventure Pass Plus | Adventure Pass Nature |
大人料金 | $57 | $90
クルーズ無しの場合-$70 |
$57 |
子供料金(6才~12才) | $37 | $59
クルーズ無しの場合-$47 |
$37 |
入場できる場所 |
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有効期限はシーズン内だから、日付を指定する必要がないのも嬉しいポイント。急に予定が変わっても安心ですね。オンライン購入者専用の窓口で受付してもらって、それぞれのアトラクションを予約するので混雑しらず。窓口ではクーポンや地図ももらえます。
まとめ
ナイアガラの滝を100パーセント満喫するみどころをご紹介しました。ツアーの自由時間中など予定を組み立てるときにぜひ参考にしてください。